◆ターゲットになりやすい人とは!? 「褒め上げ商法」に注意!

め上げ商法が狙う「センカドライフ」「サイドビジネス/副業」

消費者庁(東京・港区)が2019年12月13日 “褒めあげ商法”について注意喚起しました。

消費者庁によりますと、この広告会社は、絵や俳句、同人誌などを趣味にして活動している人たちに24万円の掲載料を払えば「自分の絵や俳句などの作品を新聞の広告欄に掲載できる」などと”褒め上げ商法”と呼ばれる手口で何度もしつこく電話で勧誘。また、クーリングオフができる期間中に解約を申し出ても、「もう掲載したから解除できない」などとして応じていなかったということです。

同社は、同人名簿や展示会の出品者名簿を入手して、インターネットで電話番号を調べた上で電話勧誘。産経新聞に月に6回全面広告の掲載枠を持ち、1枠(約8センチ四方)を基本料金24万円で提供していたという。全国の消費生活センターに寄せられた同社との取引に関する相談は80歳代が最多で、被害の最高契約額は1500万円に上っているいるとのこと。
尚、この会社に関する相談が平成29年度以降200件、高齢者を中心に寄せられているとこうことです。

・”褒めあげ商法”のターゲットになりやすいパターンとは?
美術作品(絵・アート作品など)、書道、俳句、同人誌など過去にイベント、展覧会やネットに投稿したことがある人がターゲットになりやすいようです。

・主なターゲット年齢は、高齢者
 なぜ、高齢者かと言うとやはり騙しやすいという点にあるようです。(オレオレ詐欺のように)

・“褒め上げ商法”の落としの手口とは

 被害者「自分の作品を褒められて、嬉しくなって提案に・・・」

 とにかく褒めて褒めて褒めまくるという手口です。
 えっ、これで騙されるの!?と思うようですが落としのテクニックとして下記のフレーズが挙げられています。

 ①”○○先生”と呼んでくる
  普段、先生と呼びなれていない人は○○先生と呼ばれるだけ気分が高揚してしまう。

 ②”○○の記念”にいかがですか?
  「人生一度の記念にいかがですか?」と話しを切り出して、あなたの作品が受賞できますよ。有名になれますよ。など「もっと、多くの人にあなたの作品を目に触れさせてが方がいいですよ」と確かに気分が良くなるもの頷けます。

【対策方法】
・消費者センターに相談する。
・自分だけで判断せず、家族・友人知人に相談する。
・しつこい電話営業はきっぱりと断る。

余談
キーワード「褒め上げ商法」で検索すると岐阜市の市民生活政策課公式ホームページが上位に!?
記事の投稿日を見るとなんと2014年3月6日更新ということは、以前からある悪質な商法だったのですね。

褒め上げ商法/市民生活政策課/岐阜市公式ホームページ
https://www.city.gifu.lg.jp/11834.htm

年末年始帰省するこの機会に祖父祖母、父母に是非教えてあげたい新たな悪質商法でした。

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